結露対策により防止できる可能性のある事故例
居室の排気ダクト結露対策
居室(26℃設定)の排気ダクトは設計上、保温材をまかないのが一般的である。この例は、部屋のレイアウトが関係していた。まわりを中温度帯(15℃)の部屋に囲まれていて、この部屋自体の室温は、15℃近くまで冷えていた。このため、天井内の暖かい空気と冷えたダクトの表面において結露が発生。
保温材破損部の結露対策
保温材(グラスウール)が破れており、そこから結露発生。グラスウール自体は断熱性能が高いが、局部より結露が発生しグラスウールが濡れてしまうと、一気に断熱材としての機能を果たさなくなってしまう。
パネル天井面の結露対策
この工場は、加熱室の給気ファンのフィルタが詰り、工場全体が陰圧になっていた。
そのため、ドッグシェルタ、外部からの入り口から外気が侵入。包装室など、低温度帯の部屋が著しく結露していた。
電気BOX内の結露対策
電気BOX内にのみ結露が発生した。原因は二つあった。一つはこの部屋が陰圧になっていて天井内の暖かい空気が侵入してくる事。もう一つは、電気BOXの電線貫通部のシールがしっかりなされておらず、冷えた電気BOX内に暖かい空気が侵入し、結露が生じた。
天井ボードの結露対策
天井裏の配管結露により、天井ボードが常に濡れた状態に。カビの原因となる胞子は空気中に無数に存在するため、生育条件さえ揃ってしまえばカビは発生してしまう。カビの餌は、酸素、水、栄養(塵や埃)なので、濡れた状態が続く箇所はカビの温床となる。