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| レジャーホテルの客室空間において、 清潔感の提供はもっとも重要なポイントのひとつであるが、 なかでも“臭い”に対する取組みは、汚れとして目に見えるものではなく、 さらにスタッフの感覚や意識によって対応にバラツキが生じやすいなど、 徹底させるのがむずかしい問題といえる。 消臭に関しては、清掃時の換気はもとより、芳香剤や空気清浄機など、 さまざまな取組みが行なわれているが、 管理面や効果の面でなかなか“決定打”を得ることがむずかしいというのが現状であろう。 そうしたなか、菱熱工業鰍ナは、わずか2分で客室を完全消臭・殺菌する 空気清浄化システム「スティンク・バスター」をレジャーホテル向けに開発、 多くのホテルから注目を集めるとともに、早くも導入実績も得ている。 本稿では、スティンク・バスターの特徴と、同システムを今年2月2日に導入した 新潟県上越市の「ホテル カサブランカ」の事例とともに紹介する。 |
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強力な消臭・殺菌効果によって
わずか数分で完全消臭を実現 同社は、三菱重工業鰍フ冷熱製品総代理店として、昭和23年の創業以来、空調設備や冷凍冷蔵、給排水衛生設備工事を中心とした建築設備工事の設計・施工からメンテナンスまでを一貫して行なってきた企業であり、その事業分野は、食品工場や飲食施設の厨房、病院内の洗浄・殺菌を行なうシステムなど、とくに清潔さが求められる分野において長年にわたり展開されている。また、レジャーホテルを中心とした宿泊施設においても、新築・改修を含め100軒以上、3,000室を超える空調・給排水設備を担当してきた実績を有している。 今回のスティンク・バスターは、そうした豊富な実績とノウハウをもとに、レジャーホテルに最適な空気清浄システムとして開発されたものであり、ホテル内の全ての客室を配管で結び、各客室の壁面に取り付けられた噴霧ノズルから消臭・殺菌液を一定時間噴霧することで室内の消臭・殺菌を実現させる(別図)。 消臭・殺菌液は、特殊ノズルで10ミクロンという細かい霧状にして噴霧され、室内に漂う臭いの分子を包み込んで分解するのであるが、粒子が非常に細かいため空調の空気に乗って確実に部屋の隅々まで行き渡り、全体を完全に消臭することができる(タバコの臭いで2分、香水の臭いで3分程度)。さらに、消臭に加えて、空中に浮遊している雑菌(インフルエンザウイルスや結核菌、ボツリヌス菌といった人体に有害な菌)を殺菌する効果も有している。もちろん、使用される溶液は食品添加物として認可されているもので、人体に対してまったく無害で安全といえる。 また、導入に際しては、非常に柔軟性に富んだ配管材(径10o程度)を使用するため、大掛かりな工事は必要なく、ホテルの営業を続けたままでの導入が可能となっている。 さらに、システムとして構築するため、自動的に噴霧を開始し、一定時間が立つとオフになるシステムなど、導入ホテルの運営の考え方に合致した導入が行なえる。
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ホテルの付加価値アイテムとして
戦略的に導入・アピール 今年2月2日に同システムを導入した「ホテル カサブランカ」は、新潟県上越市において、約20年にわたり営業を続けている連棟式・16室のレジャーホテルである。 同ホテルは、オープン以来、大規模リニューアルは実施していないが、ブラックライト照明、水中照明付きブロアバス、浴室テレビ、DVDなど、訴求力の高い設備投資を定期的に実施して客室空間のグレードアップに注力。また、5年前にHPを開設するとともに、全室にパソコンを設置して館内LANで結び、利用客とのコミュニケーションツールとして活用。さらに、約1,000名の携帯メール会員を獲得し、定期的にメールマガジンを送信するなど顧客の囲い込みに取り組み、1か月1室70万円台の売上げを維持している。 今回のスティンク・バスターの導入は、ひとつには、同ホテルがこれまで取り組んできた消臭問題を解決する画期的なシステムとして決定したという。 「客室内の消臭は、レジャーホテルにとって重要なポイントであり、当ホテルでは、これまでさまざまな取組みを行なってきました。スティンク・バスターは、そうした問題を解決してくれるシステムといえ、さらに、菱熱工業さんのこれまでの事業実績も、導入に際しての大きなポイントとなりました」(代表取締役・小川一雄氏)。 快適空間の実現に供するシステムとして注目したわけであるが、同時に、「客室に臭いがないということは、お客さまにとっては“当たり前”のことであり、それだけでは訴求力は弱い」(小川氏)とし、同ホテルでは、その設置に際しては、独自の工夫を行なっている。 まず、スティンク・バスターの消臭・殺菌機能に加え、24時間、マイナスイオンを発生させる機能を付加し、導入前からHPや客室内のパソコンにて「ハイパーイオンルーム」としてアピール。さらに、設置に際しては、あえて客室内の目立つ場所に設置し、清掃時にスタッフが使用するのではなく、利用客に使用してもらうシステムとした。 「スティンク・バスターとともに、その消臭効果をアピールするポップを設置し、喫煙や食事の後などに、お客さまに実際にその強力な消臭効果を体験していただくことで、周辺ホテルとの差別化につながる、付加価値アイテムとしてアピールすることができるのです」(小川氏)。 導入前から、HPなどに利用客から問合せがあるなど注目度は高かったが、導入後も利用客から好評を得ており、同ホテルでは、集客アイテムとして大きな期待を寄せている。 綜合ユニコム株式会社刊 季刊レジャー・ホテル No.68より |
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