菱熱工業の結露診断・責任診断

差圧チェッカー ドライ・イット

菱熱独自の診断ツールによる結露メカニズムの解明 エネルギー可視化診断

結露診断について

結露診断では結露の原因推定と対策案のご提示までをおこないます。
結露の原因を把握し、全体像をつかむことで対策の方向性が明確になります。

調査実施~報告書ご提出までの流れ

  1. ①日程調整をし、調査日を決定します。 事前に図⾯や結露概要の分かる資料をいただきます。
  2. ②当日、調査員が現地に伺い、現地調査、ヒアリングを実施します。 日数:平日1日、調査時間:1〜3時間。
  3. ③データを持ち帰り、報告書を作成します。 調査から7〜10営業日程度(目安)。
空間温湿度と物質⽔分値
空間温湿度と物質⽔分値
温湿度ロガー
温湿度ロガー(空間温湿度)
サーモグラフィ(表⾯温度)
サーモグラフィ(表⾯温度)
差圧チェッカー(室圧)

結露診断の実施時期について

結露調査は結露の発生している時期におこなうことが一番望ましいです。結露発生時期と調査日がずれると結露が発生しているときの温湿度データは収集できません。結露が複合的な原因で発生している場合や、特定の気象条件が整ったときに発生している場合などでは、結露時期の温湿度データが特に重要になる場合があります。ですので、結露時期に調査をおこなうことをおすすめしますが、時期がずれても診断は可能です。調査日に収集したデータと結露跡などから原因推定をいたします。早く結露対策の方針を固めたい場合は結露時期を過ぎても、結露診断をご検討ください。また、2回目の結露診断は割引がありますので、取り急ぎの調査と、翌年の結露時期の調査をおこなうことでも、さらに詳しく正確に結露の原因をとらえることができます。

結露の責任区分について明確化したい場合

設計責任や施工責任など、結露の責任区分を明確化したい場合は、結露の原因の証拠となるデータを収集する必要があります。本結露診断は最大3時間での調査のため、結露範囲や状況によっては可能性の指摘に留まる場合もあります。責任区分の明確化までの根拠には、一定以上のデータのサンプル数を確保し、確実に結露の原因を特定することが望ましいと考えます。このような場合はその旨をお伝えください。結露診断の仕方について弊社よりご提案をさせていただきます。

報告書について

報告書は収集した温湿度データや結露の現場写真、受領図面を使って専門知識のあまりない方にも視覚的に分かりやすく解説します。図や表などで客観的なデータから原因推定をおこないます。報告書は結露範囲にもよりますが、表紙を含めて5~10ページほどになります。報告書のご提出後、1回の説明のお打合せが可能です(遠方の場合はWEB会議でご対応します)。複数回にわたって関係者に説明が必要な場合、遠方で現地説明が必要な場合は結露診断のお申込みの際にお伝えください。報告書のサンプルは結露診断の御見積作成時にご提示いたします。報告書の形式や内容の密度に納得したうえでご契約をしていただきたいと考えております。※サンプルは架空の現場での結露で、報告書の雰囲気をお伝えするためものです。

結露診断後、対策の詳細設計および見積作成、工事までの流れについては下のリンクをご参照ください。

▶実施の流れ

White Paper 食品の安全性確保のための食品製造設備の衛生管理~陽圧化と結露