菱熱工業の結露診断・責任診断

差圧チェッカー ドライ・イット

結露が発生する原因を調査し、対策を提案します

結露の原理と種類

結露は建築物の腐食、カビ・害虫の発生、人の転倒など様々な損失を招きます。そのため施工会社と施主、施主と顧客間で深刻なトラブルに発展するケースも見受けられます。なぜ対策を繰り返しても結露が収まらないのか。それは結露の原因やメカニズムを正確に判断できていないためです。

「結露が発生したから換気を増やしましょう」はよく聞きますが、すべての結露に有効な対策ではなく、その原因によってはむしろ結露がひどくなることもあります。しっかりと起こっている結露の原因をつかみ、結露の種類を特定して全貌を明らかにすることが大切です。

ここでは結露のしくみと、結露の種類について解説します。

結露の発生原理

冷たい物質に湿気を含んだ空気が触れて、空気が露点温度を下回ることによって起こる。つまり、物質の表面温度が周囲空気の露点温度より低いと結露に至る。

結露発生の原理

すべての結露はこの根本原理にアプローチした対処をすれば解消することができます。

これを単純に「部屋の温度差が大きいから結露している」だとか「空気が滞留しているから換気して拡散しないと」と思うと費用が莫大にかかるだけでなく、より一層結露がひどくなることもあります。結露対策とは様々な要因を分析して原因に合った方法で、物体の表面温度もしくは空気の露点温度をコントロールするということに尽きます。

私たちは結露診断のためにサーモグラフィ等による温度測定、差圧チェッカーによるエアバランス調査などの環境測定をしています。図面を見るだけでもリスクを把握できますが、実際に見てお客様に事象を説明しながら納得のいくご提案ができるように努めています。

結露のさまざまな種類

結露には発生原因によって下記の分類があります。

●構造的結露(建築系結露)

建築物の壁や天井面に起こる結露。ヒートブリッジ、断熱不足、空気のよどみなどによって引き起こされます。夏型と冬型があります。

●設備的結露

配管表面や機器内などの結露。第三種換気の導入など陰圧となる換気設備や、保温ミス、取付施工ミス、環境の変化などによって引き起こされます。

●メンテナンス的結露

給排気のメンテナンス不足により、エアバランスが崩れて発生する結露。給気フィルターの目詰まりを放置していた場合、排気ファンが構造体のあらゆる隙間から空気を吸込むことで引き起こされます。

結露はとても奥深いもので、いろいろな種類が複合したものの場合もあります。一度専門家の診断を受けてみてはいかがでしょうか?診断や対策工事の流れはこちらをご覧ください。

実施までの流れ

結露を放っておくと予想以上に深刻なトラブルになることがあります。弊社が見てきた様々な結露トラブルを下記で紹介しております。

結露の危険性